注目を集めているのがモリンダ・シトリフォリアです。
その優れた治療効果が明らかになるにつれ、モリンダ・シトリフォリアは代替医療のチャンピオンとして高い評価を得るようになっているのです。
二千年の昔からモリンダ・シトリフォリアを神秘の自然薬として使用してきたタヒチ島の人々は、今でも生殖機能の不全や骨折、感染症や皮層炎、毛髪の悩みなど、さまざまな病気の治療に自然薬として用いていますし、中央アメリカでは痛み止め用の鎮痛剤として使用しています。
そのほかにも高熱や結核、高血圧や糖尿病、あるいはマラリヤや肝臓病、各種の難病に対しても高い効果があるとされてきました。
こうしたことも刺激になって代替医療学会での研究発表も活発になり、自然薬の研究も大きく進展するようになってきたのです。
日本でも、一九九八年に代替医療を研究する学会が設立され、関心が高まりつつあります。
モリンダ・シトリフォリアの果実について、医学者であるS博士は、次のように述べています。
「私とモリンダ・シトリフォリアとの出合このように実に幅広い治療効果を示すモリンダ・シトリフォリアが代替医療を目指す現代医学の研究者たちによって取り上げられ、その効果が確認きれたことで、この自然薬は世界の多くの人たちから深い信頼と高い評価を得るようになったのです。
私が慢性腰痛を抱えていたのを知っていた、ある友人の紹介によるものでした。
一九八五年にトランポリンで事故を起こし、その後数年間ありとあらゆる治療を試しましたが、腰痛のほうはどんどん悪くなる一方でした。
一九九六年の秋にモリンダ・シトリフォリアを知った頃は、もう子供も抱けないほど悪くなっていました。
ところが、この果実を利用しはじめると二週間で痛みが消え、それから三カ月経過すると一年以上麻輝していた左足に感覚が戻ってきました。
この果実に出合って一年以上たった現在、体調はますますよくなってきています。
そんな私の様子を見ていた妻のパーティは、長年悩まされていた生理時の偏頭痛にもいいのではないかと試してみたのです。
すると、これまでは漢方や催眠療法などでも改善されなかったのに痛みが起こらなくなってきました。
彼女は本当に驚いてしまいました」モリンダ・シトリフォリアという天然の果実で医療者自身やその家族の治療に満足できる結果が得られたという、これまでの医学の常識では考えられない治療効果があったという事実が、現代医学の最先端で活躍するドクター自身の体験も含めて次々に報告されているのです。
その理由の一つは、この果実が非常に優れた治療効果を示しながらも、これまでの癖医薬品のような副作用の危険性がほとんど嶋ないということです。
吐たとえば、アメリカでは関節炎の患者が八○○○万人いると言われ、そのうちの約半数に当たる四○○○万人くらいが変形性関節症で、残りの大半は慢性関節リウマチであり、一部にスポーツ障害によるものがあります。
こうした関節炎に対しては、主に非ステロイドの消炎剤(NSAIDS)であるアスピリンやイブプロフェンが使用されていますが、そのうち一○万人が副作用によって入院し、一万六○○○人が死亡していると報告されています。
こうした数字を見ただけでも背筋が寒くなります。
ところが、モリンダ・シトリフォリアの場合は関節炎の治療に対して非常に素晴らしい治癒効果を発揮しながらも副作用はほとんど認められませんから、ハーブ以上に高く評価されるのも当然なのです。
もちろん、モリンダ・シトリフォリアの治療効果は関節炎だけではなく、非常に多くの病気に対して高い治療効果を発揮しますから、アメリカだけでなく、広く世界各地で歓迎され、健康維持のためにもいいと喜ばれて大ブームが起こっているのです。
モリンダ・シトリフォリアの治癒効果について、先ほど紹介したスティーブン。
M・H医学博士は、さらに次のように述べています。
「一つの自然食品で、これほど多くの症状に効果があるということは、多くの人にとって信じがたいことであることはよくわかります。
これまでの医学では、特定の症状に効くある特定の治療法を用いるという考え方が中心になってきたからです。
つまり、部分主義的な医学だったのです。
しかし、自然とはもっと全体的で、相互に結びつきながら機能するものです」こうした考え方は、アメリカのH大学の生理学教授であったW博士が一九三二年にホメオスターシス(恒常性維持)という言葉を使いそれを自然治癒力という概念で説明したことからはじまりました。
東洋医学には医食同源という言葉もありますが、私たちの体には、もともとこの自然治癒力という病気を治す力が備わっていて、食品や医薬品は本来その力を助ける働きをしているのです。
特にモリンダ・シトリフォリアが注目されているのは、その働きが強く、それによって幅広い効果を発揮することが認められ、生命の基本によい影響を与えるからです。
そのメカニズムについては後ほど詳しくお話しします。
モリンダ・シトリフォリアは高さが五〜八メートルにもなる巨木ですが、植物分類学上ではアカネ科のモリンダ属に属します。
このモリンダ属には、およそ八○種類の植物が含まれています。
その枝は丸く、葉は濃い色で光沢があり、小さな白い花が咲きます。
この花は一年中咲きます。
つまり、一本の木に少しずつ時期をずらして花が咲き、その後たくさんの丸い窪みがある、ごつごつとした数インチ大の卵型の果実になります(小さなジャガイモに似ています)。
一九○○年代初期に、モリンダ・シトリフォリアを研究した英国の科学者Hによりますと、モリンダ属の八○種類のうち六○パーセントは現在のマレーシアやインド洋、それに太平洋の大小の島々に生育していると言われます。
そのうち、自然薬の働きをもつものとして今日注目されているのは二○種だけにすぎないと言われますが、その中でもモリンダ・シトリフォリアは「外観のよさや多様な用途、そして人の手を加えなくても自然に広い範囲にわたって繁殖する卓越した生命力をもっている」ことで、同じモリンダ属の中でも「女王」として際立っていまこの果実のロウのような黄色がかった皮は熟すと薄く透明になり、無味の白っぽい果肉には、特有の悪臭(腐ったチーズのような臭い)があります。
この果肉はやがて半液状態になり、皮を破って流れ出します。
この果実には無数の赤っぽい種子があり、一つひとつの種子の中には空気袋があって水に浮かぶようになっています。
ですから種子は海に落ちても何カ月も水面を漂い、ほかの島に流れ着いて、そこで発芽することができるのです。
Hがモリンダ・シトリフォリアの種子を海に浮かせて実験したところ、何カ月でも無事に浮遊していることがわかりました。
しかも、モリンダ・シトリフォリアは、非常に厳しい環境でもよく育つことが知られていますが、塩分の多い海水にも強く、数カ月の白干越にも耐えることができ、そのうえ士も選ばないと言われます。
ですから、オーストラリアの浜辺の砂でも、Hの火山岩の海岸でも、あるいはグァムの石灰岩地帯ですら自生しているのです。
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